Design

MEISDEL

BRANDING ART DIRECTION GRAPHIC EDITORIAL EVENT WEB

オーダーメイドキッチンブランドの哲学と世界観を伝え切るクリエイティブ。

届けるラグジュアリーを明文化

業務用厨房機器でトップクラスのシェアを誇るタニコーのオーダーメイドキッチンブランド、マイスデル。卓越したステンレス加工技術により、知的で洗練された雰囲気のキッチンを生み出している一方、消費者の選択肢にあがりにくいという課題も抱えていました。差別化が難しい高級オーダーメイドキッチン市場で選ばれるには、ブランド独自の哲学や目指す世界観も丁寧に伝え、消費者の共感を得る必要があると私たちは考えました。そこで、世界のラグジュアリーのあり方が変わりつつある今、キッチンのその先に届けるべき価値についてマイスデルと協議。ラグジュアリーを深掘りして出した答えは、業務用・家庭用の垣根がなく、ボーダレスでパーソナルであること。単に豪華で華やかなだけでなく、異なる価値観を持つ一人ひとりの思い描く未来が細やかに叶えられた新しい豊かさを〝NEW LUXURY〟と定義しました。

ブランドブックをアウトプットの基準に

NEW LUXURYを社内外へ具体的に伝えるためブランドブックをデザインし、それを今後のアウトプットの基準と位置づけました。コンセプトは、洗練さと遊びごころ。二つの調和によって、職人技に裏打ちされた高い品質と、創造的で遊び心あふれるキッチンが生まれていることを表しています。色は、高級感やステンレスを想起させるグレーにピンクを加えたオリジナルカラーを設定し、洗練さの中に宿るマイスデルらしい温かみを表現。写真は、白基調の背景に若干の赤みをプラスした「トーン」、ステンレスのディテールを見せる「コントラスト」、キッチン=楽しむ場所と想像させる「モチーフ」をポイントに。強弱をつけたレイアウトや、多様性・創造性を感じさせるイラストも表現要素としました。さらに福島県の工場を取材し、職人の方々と対話して感じた現場の雰囲気、ものづくりの姿勢も織り交ぜて一冊を仕上げました。

新ショールームのオープンに向けて

ブランドブックが置かれるのは、東京・南青山にニューオープンするショールーム「MEISDEL kitchen gallery」。そのWebサイトやオープン告知広告をはじめ、オープンイベントのインビテーション、来場者へのギフトもデザインしました。サイトは、ブランドブックのコンセプトを守りながら、オンラインならではの表現でキッチンの美しさを際立たせ、「実物を目にしたい、触れたい」という気分を喚起。広告は、建築家が集う社団法人の会報誌に掲載。グランドピアノから着想を得た、マイスデルを象徴するキッチンを全面にレイアウトし、ショールームのオープンはもちろん、そのキッチンの佇まいを通してマイスデルの存在感を建築業界に印象づけました。また、キッチンをインテリアとして捉える書籍「REAL KITCHEN&INTERIOR」にもブランド広告を掲載するなど、多方面からマイスデルの活動をサポートしています。

CLIENT:tainco
ART DIRECTOR:Hiroki Inoue
COPY WRITER : Seiji Ishizuka
PRODUCER:Toru Uemura

PHOTOGRAPHER:Sadato Ishizuka
ILLUSTRATOR:Asuka EO

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