昔からクリエイターを虜にしてきたモチーフ、桜。
葛飾北斎 や 歌川広重 が描いて、
現代では広告でも映画でも、とりあえず春になれば登場する。
改めて考えると、
あの色と儚さはちょっと反則気味の存在——
そんな桜の季節に合わせて、
桜を愛でる時間をもう一段気持ちよくするプレイリスト、
「桜と、チルアウト」 を作ってみました。
散歩しながら聴いてもいいし、
ベンチに座ってぼーっとする時でもいい。
あるいは、重たいプレゼンの前に少し気持ちを整える時間や、
終わった後のクールダウンにも。
新年度の四月に向けて燃えているけど、
力みすぎると失敗しがちな僕たちのために——
春の景色に少しだけ余白を足してくれ、
花見で流しても悪酔いしない、
そんな曲たちを集めています。

1. Khruangbin – So We Won’t Forget
フジロック26のヘッドライナーにも決まったクルアンビンの日本で制作した楽曲。
ゆるく揺れるギターと春の空気。家を出る一曲目にちょうどいい。
2. pulseprogramming – Blooms Eventually
タイトル通りにゆっくりと花が開くような静かなエレクトロポップ。
歩きながら桜を眺めるのに最適解。
3. Komëit – Three Hours
小気味良いリズムが車窓から眺める桜とマッチする、通勤電車の景色を少し良くするBGM。
4. 石橋瑛子 – Drive My Car
生音のインストを一曲。青空と桜が気持ちよく重なる瞬間の曲。
5. Múm – Green Grass of Tunnel
春の光と相性がいい、桜の花びらのような浮遊感のある不思議な温度の曲。
6. Brian Eno – By This River
水辺に座ってぼーっと桜を眺めたくなる。アンビエントの名曲。
7. Beck – Lost Cause
浮遊していた空気を少しだけ現実に戻す、夕方の桜が似合う一曲。
8. Spangle Call Lilli Line – Daydreamer
日本の春の空気にぴったりな、淡くて気持ちいいドリームポップ。
9. おおはた雄一 – DON’T THINK TWICE, IT’S ALL RIGHT
ディランの名曲を、春風みたいに軽やかにカバー。心地よさも儚さも感じる曲
10. Uyama Hiroto – One Day
ジャジーで穏やか。沈む夕日と一緒に桜を味わう一曲。
11. Elliott Smith – Say Yes
優しいメロディと少しの切なさ。弾き語りのどシンプルな名曲。桜の下で流しに歌ってほしい。
12. 坂本龍一 – Put Your Hands Up
音の隙間が心地いい。桜の季節の終わりに似合う一曲。
🎁 BONUS TRACK: 泉谷しげる – 春のからっ風
チルアウトの余韻を一瞬で吹き飛ばす、春なのに全然明るくないボーナストラック。
前に動き出す季節なのに、どうにも馴染めない自分を悲観しながらも信念はだけは曲げない。
社会人歴22年経ってしまった僕も忘れたくない、原点回帰な一曲。
春は短いので、再生はお早めに。
細野隆博
ART DIRECTOR
紙媒体はもちろんWebディレクション・デザインも幅広く手がけ、積極的なコミュニケーションと丁寧に作り込んだデザインで信頼関係を築き、要望の先にある本質的な課題解決を目指す。新規スタジオ事業では動画制作のクリエイティブディレクションを担当。