アートディレクション/ロゴデザイン/Webデザイン/グラフィックデザイン
ポーラは、肌サイエンスの力で日本各地の温泉の魅力を明らかにする「温泉プロデュース」に取り組んでいます。肌科学研究を長年続けてきたポーラの研究所は、源泉ではなく、実際に浸かる浴槽から採水。泉質評価ではなく、肌への作用を分析。症状ではなく、スキンケア効果をユーザー視点で紹介。そうして、肌が健やかに保たれたと確認された温泉に、「美肌温泉認証」を発行しています。2023年より展開し、現在まで70以上の温泉施設や宿に導入されてきました。Dynamite Brothers Syndicateはロゴマークを刷新し、認証書、Webサイト、SNS、ポスター、リーフレットに展開されるビジュアルエレメントを設計しました。
各種アイテムに大きく表示し、全国の温泉施設のホームページにも掲載されるため、新たなロゴデザインには、認知・視認・使用されやすさはもちろん、美肌作用を評価する信頼感・信憑性・説得力も求められました。そこでロゴの形状は、肌の角質細胞と同じ六角形に。大小の六角形で構成し、それらが中心に引き込むようにも放射状に広がるようにも見えるデザインで、温泉施設利用者の納得感の深さと満足感の広がりを表現。温泉のぬくもりを感じさせる色彩と、丸みがありながら同時にサイエンスの雰囲気も漂わせる書体で、 美肌温泉認証の独自性だけでなく、温泉の美肌作用を解き明かしたいというポーラの探求心も表しています。
美肌ウェルネス温泉研究によって発見され、3つにカテゴライズされた美容作用それぞれのカラーを設計し、それをWebサイトや、美肌ケアメソッドを紹介するリーフレットに展開しました。Webサイトには情報や演出を加えすぎず、余白を生かしながらゆったりとレイアウトし、認証自体の存在感や美容作用を際立たせ、さらに美肌を愛しむ温泉滞在のシーンも想起させます。また、実際に認証された温泉施設も掲載し、認証番号と認証年月日を記載してエビデンスとしての価値を感じさせました。これまで実施してきた官民協働の温泉文化振興も、より推進できるような汎用性の高いデザインに仕上げました。
ART DIRECTOR: Hajime Muramatsu
PROJECT MANAGER: Yutaka Akiyama