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コペンハーゲンで見つけた余白たち

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2025.8.20

こんにちは。PRの岡田です。

今年の夏は、デンマークのコペンハーゲンを訪れました。

気温は20℃前後。日差しが強くても湿気がないので、日陰に入れば涼しく、薄手の長袖で一日中快適に過ごせる心地よい気候でした。

そしてコペンハーゲンの街はとても好みの雰囲気で、できれば毎年夏の間はここで暮らしたいと思うほどでした。

なぜそう感じるのかを言語化できずにいたのですが、このブログで少し紐解いてみたいと思います。

私が撮ったコペンハーゲンの街並みも一緒にお楽しみください!

 

「美しさ」と「ゆとり」の正体

デンマークといえば北欧建築。街では昔ながらのレンガ造りの建物のすぐ隣に、現代建築が自然に溶け込むように建っています。

100年以上前の美意識を再解釈し、強いコントラストではなくグラデーションのように共存させることで、街全体が調和しているように感じました。中心部だけでなく、少し離れた場所でも同じように美しい街並みが広がっています。

また、道路・自転車レーン・歩道はどれも広々と設計されていました。アムステルダム同様に自転車の利用者が多く、注意をして歩かなければいけないのですが、それでも広々としたつくりが街全体を開放的に見せ、時間の流れを柔らかくしているのだと感じました。

そして、広場や道路沿いのちょっとしたスペースに、ベンチ、そしてテーブルまでもが突然現れ、犬のお散歩中に座って休憩している人や本を読んだりする人をよく見かけました。

 

デンマークは、コーヒーの消費量が日本の3倍!

カフェ好きの私は、コペンハーゲンでも最新のカフェをくまなくリサーチ。どのお店も朝8時頃から開いているので、毎日最低でも3回は通っていました。週末になると地元の若い人たちが、カップルだけでなく3〜4人組の友達同士で集まる光景を見かけます。これはデンマークの文化「ヒュッゲ(Hygge)」と深く結びついているそうです。直訳はできませんが、“心地よい時間”や“家族・友人と過ごす安らぎのひととき”を表す言葉。

コーヒーは、人と会うためのきっかけであり、リラックスするための大切な存在。だからこそデンマーク人はコーヒーをたくさん飲むのだそうです。

どのカフェも天井が高く自然光が差し込み、椅子やテーブルもデザイン性にあふれています。居心地の良さが徹底的にデザインされていて、テラス席越しに街と人がゆるやかにつながる感覚も魅力的でした。

 

 

とはいえ観光地はどこも人であふれていましたが、それもまた街のエネルギーを感じられて面白い体験でした。

コペンハーゲンの「ゆとり」は、単に“スペースが広い”ということではなく、“ヒュッゲ”の考え方をもとに街全体が設計されているからこそだと実感しました。

東京では、効率重視で「とどまる」というより「流れる」という感覚がしっくりきます。一方で、近年は広めの空間を確保し、居心地を重視するカフェも増えてきました。

一昔前から北欧デザインは日本でも人気ですが、そうした空間デザインの潮流も実は北欧から取り入れられているのかもしれません。

岡田有加

PR

インハウスデザイナーとして経験を積み、20年に入社。「デザインの力でより良いコミュニケーションを」をモットーに、グラフィックデザインとデジタルマーケティングの知見を活かしたPR活動を行なっている。サステナブル&エシカル をテーマにしたオウンドメディア「asumagazine」の初期メンバー。

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