はじめまして。
このたびDBSにPMとして入社しました今井です。
嬉しいことにこの度採用いただき、クリエイティブな人たちと働くのって、こんなにわくわくするのか!と数日ではありますが、たくさんの刺激を受け、全て新しい環境に馴染もうと地面から少し浮いています。。
意気込めば意気込むほど、大普通になってしまうわたしの自己紹介ですが、
わたしの“人となり”や“表現が好きなところ”を感じ取っていただければうれしいです。
わたしの中には、2つの側面があります。
まずは、大直感型がひとり。興味を持った瞬間に飛び込み、新しいものや変わったものに敏感。
向上心は計り知れないけれど、昨日まで夢中だったことはさておき、今日もう別の興味が湧いている
そんな落ち着きのない“じぶん”。
そして、その暴走を監督する大真面目なもうひとり。同じことを好み、心配性で何かにつけて慎重派。
基本、人の気持ちに敏感な他者軸で、“じぶん”の突飛な意見に対しても「もうやるしかない!」
と責任感のある根性タイプの“自分”。

この2人が、毎日わたしの脳内で会議をしています。 議題はだいたい「ほんとにそれでいいの?」とか「でも楽しそうじゃん!」「そんなアホな案出さないでよ」とか。 ぼーっとしているときや言葉が出てこないときは、脳内会議を開いては小競り合いしています。
子どものころは、完全に”じぶん”が主導。
泣くときは全身で泣き、ショッピングモール迷子の常連。公園には毎朝6時にいくし、絵の具と泥があれば何故か全身に塗るという、なかなかの個性派でした。。
妹が生まれてから、ようやく「他者の存在」を知り、”自分”がうまれました。生きやすくなるように普通になっていきましたが、その分、心の中では”じぶん”と”自分”が本格的にせめぎ合い始めます。
そんな中で出会ったのがバレエ。
言葉では表現できないことを、体で表現する場所が、私の逃げ場であり、救いとなり、気づけば踊りを20年くらい続けていました。

バレエのほかにも、母が「名古屋で一番絵本を借りた」と豪語するほど、毎週、山のように絵本を読みました。
ただ、、私はストーリーを一つも覚えておらず、記憶に残っているのは、絵の色やタッチ、文章の音とリズム。
どうやら私は、“文字”より“イメージ”で理解するタイプらしく、
だから今でも、余白のある表現や、想像をかき立てるコミュニケーションがたまらなく好きです。
きっと、そんな幼少期の刷り込みが今の感覚をつくっているのだと思います。
その後も、陶芸、絵、合唱、茶道、写真、ダンス……
とにかくいろんな芸術や文化に触れながら育ちました。
「表現すること」や「文化に触れること」に興味を持つうちに、大学は日本文化溢れる京都の映像学部へ。
(左はコロナ禍の散歩先の北野天満宮、右は船に乗れない私でも楽しかった保津川下り)

映像制作を中心に、グラフィックにも手を伸ばしました。
京都を楽しみながら、全国から映像表現に興味を持ったかけがえのない友達とも出会い、本当に行かせてもらえてよかった。

卒業後は、営業事務やデザイン経験を経て、アパレルブランドのECディレクションに携わります。
デザイン・撮影・コーディングといった制作側、
企画やブランディングといった運営側の両方を経験するなかで“じぶん”の生み出す力と、“自分”の落とし込み力が
ひとつの方向へと進みはじめました。
この「2人のわたし」が、ようううやく手を取り合いはじめたのが、その頃です。
わたしは専門職の方のように一点深く掘るタイプではないけれど、どのパートも広く触れてきたぶん、
全体を見て作り上げていくことにやりがいを感じます。
そのつないでいく感覚と、自分のなかの二面性をコントロールしてきたからこそ、
その視点で、生まれかけた小さな萌しを見落とさず、光を当てる人でありたい。
そんな思いで、デザインという領域に軸足を置き、クリエイティブな方々を巻き込みながら、
目標や課題解決のために取り組み、しいては感情を動かし、生活に浸透していくデザインを深めていきたいと、DBSにやってきました。
余談ですが、わたしはミーハーです…。
わたしは、ジャンルを問わず新しいことを知ったり、見つけたりするのが本当に好きなんです。
そして、ぼんやりと昔からずっと思っているのが——「台風の目っていいな。」
静かに渦を巻きながら、まわりに楽しい風を起こすような存在。
もちろん、遠回りの多いタイプなので、課題は山積み…という感じですが、
その日まで、“じぶん”を解放し、“自分”に優しくしながら、ごきげんに働いていきたいと思っています。
最後に、そんなわたしに可能性を見つけてくださったDBSのみなさんに、心から感謝しています。
わたし自身の成長とともに、会社にも恩返しができるよう、精一杯がんばります。
どうぞよろしくお願いいたします。
今井萌々子
ASSISTANT PROJECT MANAGER
大学で映像表現を学び、実務ではグラフィックやWebデザインに携わる。 アパレル会社では、EC運営を通じてブランドディレクションや企画、撮影を担当。 トレンドを敏感にとらえ、運営と制作の両面で培った経験を活かした進行を目指している。