ART DIRECTION WEB
空港施設設計の実績数で国内最多を誇る総合設計事務所、梓設計。その中枢である空港デザインユニット、AZS AVIATIONの活動内容やメンバーの考えを社内外に発信し、存在感を高めるよう私たちは提案。サイトのプロトタイプのデザインし、メンバー間でイメージを共有しながら、期待感やリアリティを実感させていきました。決定事項のみをデザインするのではなく、コンセプトの段階からメンバーと意見交換をくり返し、タスクの整理や、現実的に実現可能な更新スキーム構築を推進。その関係性とクリエイティブをもって、先送りになりがちな社内プロジェクトを後押ししました。
サイトは、梓設計の専門性や信頼感を土台にしながら、単に実績を並べるのではなく、「AVIATIONならではの空気感やカルチャー」を可視化することを目指しました。その象徴として、ファーストビューは固定のビジュアルを避け、メンバーの記事が配置される設計に。実際の空港のスケッチや、「EMOTIONAL AIRPORT」という思想、さらに過去のプロジェクトの上に“今”の記事が重なることで、AVIATIONの現在地が立ち上がるデザインとしています。印象的なオープニングで記事関係者の興味を喚起し、自分の記事がサイトの顔になるかも、という発信のモチベーションUPにもつなげています。
全体をデザインするうえで私たちが着目したのは、空港施設設計という壮大なスケールのプロジェクトも、そこに携わる一人ひとりのミクロな視点で支えられているという事実。それを感じられるように、コンテンツが並んでも埋もれず、それぞれが自然と目に留まるレイアウトに。また、シャープなタイポグラフィや余白設計によって、AVIATIONらしい先進性やイノベーティブな雰囲気も伝えています。プロジェクトよりもメンバー個人の視点を主役にしているからこそ、一般的・表層的なUIでは表現できない、チームの空気感やカルチャーが滲み出る唯一無二のサイトを生み出すことができました。
CLIENT: Azusa Sekkei
ART DIRECTOR / WEB DIRECTOR / DESIGNER:Takahiro Hosono
PRODUCER:Saku Sano
PHOTOGRAPHER:Shintaro Yoshimatsu