5月21日(水曜)にジュリーク 40th Anniversary PRイベントが行われました。
ジュリークは、1985年に誕生したオーガニックコスメブランドの先駆者。南オーストラリア州の手つかずの自然が残るアデレードヒルズでのオーガニック認証自社農園で、43種類の植物を栽培しています。自然の生命力と科学を融合させた商品を開発し続けてきたジュリークは、設立当初から目指してきた「Seed to Slin/種から肌へ」の旅を提供し続けてきました。
記念すべき40周年の限定商品として発表されたのは「インテンスローズバランシングミスト&ハンドクリーム」。7月1日(火曜)に限定発売されます。
ジュリークといえばローズを想像する方は多いと思いますが、自社農園で初めて栽培された植物がローズでした。当時は10エーカーの小さな農園だったそうですが、その中でさまざまなローズを栽培し、商品に適した品種を配合。2015年に、ジュリーク自社農園だけが栽培することができるオリジナルローズ品種「Jurlique(ジュリーク)」が開発されました。ジュリークローズは非常に大輪で40枚以上も花弁が重なるのが特徴で、6か月以上も繰り返し花を咲かせることができる非常に強い生命力をもっています。肌への潤いをもたらす「スキンケアローズ」として実証されるローズとなりました。
そこから10年経った今年2025年、2つ目のオリジナルローズ「インテンスローズ」の開発に成功。この「インテンスローズ」は、時間経過によって色が変化していくとてもユニークな特徴を持っています。インテンスとは「情熱的で心を動かされる」という意味があり、まさにそれを体現したローズ。
このインテンスローズの成分を配合したバランシングミスト(ミスト化粧水)とハンドクリームは、その豊かで上質な香りの魅力はもちろん、使い心地も包み込むような潤いとやわらかさで、日々の「ちょっと疲れたな」「気分転換したいな」という気持ちをひととき解放してくれるようなものでした。
そしてその成分処方は自然由来成分100%、自然由来香料も100%というのが驚き…。こんなにもリッチな香りや使い心地を自然由来のみで創り出せるジュリークの偉大さを感じました。少し余談になりますが、オリジナルローズを1つ開発するのに宝くじに当たるほどの確率といわれているようで、さらに新品種の開発が実現したことは本当に奇跡ですね。
そして、このジュリークローズをさらに大きな体験価値として広げる新体験プロデュース「100 One Hundred Skin Care Roses Room By Jurlique」も発表されました。
ブランドの核に「Seed to Slin/種から肌へ」というメッセージを掲げてきたジュリークはこれまで自然由来の独自成分を肌に届けるスキンケアブランドとして成長してきましたが、この「100 スキンケアローズルーム」には商品としてだけではなく、社会のいたるところで過ごす人々をリトリートすることを目指しています。
100本のバラをもらったときのような、心のときめきや身体の芯から喜びが沸き立つような空間と体験を目指して、ホテルをはじめとする各施設と連携してプロデュースする企画で、骨格となるのは6つのコンテンツ。
1. スペース 2. 香り 3. 睡眠 4. バスタイム 5. スキンケア 6. ギフト
目まぐるしいスピードの中であらゆることを求められる現代の人々が、揺らがずに強く美しく、凛とした自分で立ち向かえるような栄養補給できる体験を与えてくれます。
それはジュリークにとっても大きな意味を持ち、肌や心に恩恵をもたらしてくれる地球、自然に恩返しできるような取り組みにまで目指す未来の足掛かりとして考えています。
ローズというブランドの象徴となる一つの要素が、一商品から空間や体験価値に広がり、さらには社会から地球全体にまで大きく取り巻くコンテンツになるということが、普段ブランディングをサポートしている私たちにとっても印象深く残る発表会となりました。
このイベント会場になったのが弊社自社スタジオdスタでした。私たちDynamite Brothers Syndicateもこれまでさまざまな面でクリエイティブパートナーとしてご一緒させていただいています。
私たちもひとときの100ローズに囲まれ、日頃の見慣れた風景とはまるで違う空間体験に心が満ち足りたのでした。
高橋 梢
SENIOR MANAGER
クリエイティブマネジメントのバックグランドを活かし、海外とのエージェントコネクションも持ち、様々なクリエイティブキャスティングを得意とする。柔軟な発想力ときめ細やかな対応でクライアントとのパートナーシップを構築し、理想的な最高のパフォーマンスを実現させることに常にチャレンジしている。