新しい価値創造のためのブランディング成功事例！

過去に例のない新しい価値を創出するなんて、本当に実現可能か？ すでに多くのモノやサービスがあふれる今、そう考えてしまう人は少なくないでしょう。 けれど、視点や視野、そして表現を少し変えるだけで、新しい価値は生まれます。 それを実証しているのが、私たちダイナマイト・ブラザーズ・シンジケートのブランディングです。

Branding Case Study 01 / 食べるコーヒー

(UCC上島珈琲「YOINED（ヨインド）」2023年)

香りの余韻に浸るという新しい価値
食べることでコーヒーの香りの余韻を余すことなく味わえるYOINED。
私たちはその商品開発からデザイン、プロモーションまで手がけ、香りの余韻に浸るという新しい価値を創出しました。

01 | 背景
パーパスを体現する商品が誕生
創業以来90年以上コーヒーに向き合い続けてきたUCCが、構想20年の末、コーヒーの新たな楽しみ方を確立。企業のパーパスを体現する新商品が誕生しました。

02 | 課題
食べて得られる体験価値とは
口にした瞬間に広がるコーヒーの鮮烈な香りと、喉から鼻に抜ける香りで、溶けた後も香りが続く。その機能的価値を、食を通じて新体験を求めるターゲットへ体験価値として伝えることが課題でした。

03 | 解決
余韻を細部にわたって表現
私たちは各部門の担当者と議論を重ね、嗅覚で感じる香りではなく、味わった後の「余韻」を体験価値と定義。余韻をキーワードに、パッケージから写真表現まで一貫した世界観を構築。

04 | 成果
年間販売目標を5日間で達成
2023年10月の情報解禁・先行予約開始直後から、情報番組やWebニュースなど200を超えるメディアで紹介。2023年11月の発売後、自社ECサイトで年間販売目標をわずか5日間で達成。予約販売を承るたびに即日完売となりました。

〔活動内容〕
・商品コンセプト開発
・開発会議ファシリテーション
・ネーミング
・ロゴデザイン
・パッケージデザイン
・キービジュアル制作
・タグライン、ステートメント制作
・ブランドサイトデザイン
・リーフレットデザイン
・ショップツールデザイン
・撮影ディレクション
・PR会社連携
〔活動期間〕
約11ヶ月（商品コンセプト開発から発売まで）
＊プロジェクトは現在も継続中
〔メンバー〕
クリエイティブディレクター／アートディレクター／デザイナー／コピーライター／プロデューサー

Branding Case Study 02 / バーのあるサウナ

(ライノ「ととのい研究所」2023年)

自由な交流の場という新しい価値
サウナ・バー併設型ランニングステーション「ととのい研究所」。
私たちはそのブランディングを通じて、ランナー同士の自由な交流の場という新しい価値を創出しました。

01 | 背景
ランニングコミュニティの想いから
Webマガジン「HOUYHNHNM（フイナム）」のランニングコミュニティは、ランとサウナを融合させた施設をオープンし、その場を起点に新しいカルチャーを生み出せないかと考えました。

02 | 課題
乱立するサウナとの差別化
まず着手したのは、話題のサウナやランニングステーションの調査・分析。施設名が決定していたことから、独自の「ととのう」を設定し、乱立するサウナ施設と差別化する必要がありました。

03 | 解決
施設の空気が伝わるロゴを展開
コンセプトを定めてデザインに展開。ランニングのスポーティー感とユルさが同居したロゴは、グッズにも採用され、サインや暖簾、ファサード、インテリアなどのイメージも提案しました。

04 | 成果
ランナーが気軽に立ち寄れる施設に
2023年9月のオープン以来、グループランやポップアップなどのイベントをきっかけに利用者が増え、気軽に立ち寄れる親近感のある施設として多くのランナーに利用されています。

〔活動内容〕
・施設コンセプト開発
・ロゴデザイン
・キービジュアル制作
・サイン、ディスプレイ提案
〔活動期間〕
約14ヶ月（コンセプト開発からオープンまで）
＊プロジェクトは現在も継続中
〔メンバー〕
クリエイティブディレクター／アートディレクター／デザイナー／プロジェクトマネージャー

Branding Case Study 03 / マカロンのような和菓子

(鶴屋吉信IRODORI「IROMONAKA」2020年)

体験型和菓子という新しい価値
創業220年を超える京都の老舗和菓子店「鶴屋𠮷信」の新ブランド「IRODORI」。
私たちは立ち上げから参画し、若年層も日常的に楽しめる「体験型和菓子」という新しい価値を創出しました。

01 | 背景
若年層の和菓子離れ
多くの日本人に愛されている和菓子ですが、調査の結果「かしこまった感じがする」「気軽に食べられない」など、若年層にとってなじみの薄い存在であることが明らかになりました。

02 | 課題
新ブランドで新規顧客獲得
若年層の顧客開拓のため新ブランドを始動し、私たちはコンセプトメイキングから参画。和菓子には洋菓子にない独自の体験価値があることに着目し「体験型和菓子」をコンセプトに設定。

03 | 解決
新感覚の最中が誕生
長年愛されてきた最中に「体験」と「若年層の視点」を合わせ、新ブランドを象徴する商品「IROMONAKA」が誕生。好きな餡を選んで木べらですくって一口サイズの最中に挟んで食べる和菓子です。

04 | 成果
話題の商業施設で好評発売中
ほかにも一口サイズの新しい羊羹や見た目もかわいい菓子の開発に携わり、鶴屋吉信の新ブランドIRODORIの立ち上げから定着に並走しています。「少量ずついろんな味を」という昨今のニーズにも対応し、和菓子の伝統をアップデートした新ブランドは、京都駅、COREDO室町、虎ノ門ヒルズ、渋谷ヒカリエで展開中です。

〔活動内容〕
・ブランドコンセプト開発
・商品コンセプト開発
・ロゴデザイン
・ネーミング
・VI設計
・パッケージデザイン
・キービジュアル制作
・ブランドサイトデザイン
・リーフレットデザイン
・店舗・ユニフォームデザイン
・ショップツールデザイン
・撮影ディレクション
〔活動期間〕
約12ヶ月（ブランドコンセプト開発から発売まで）
＊プロジェクトは現在も継続中
〔メンバー〕
クリエイティブディレクター／アートディレクター／デザイナー／コピーライター／プロジェクトマネージャー

Branding Case Study 04 / オリーブオイルで地方創生

(山本倶楽部「安芸の島の実（AKI no SHIMA no MI）」2020年)

地域活性化につながるという新しい価値
広島発D2Cオリーブブランド「安芸の島の実」を私たちはリブランディング。
おいしいだけでなく、地域活性化にもつながるオリーブオイルという新しい価値を創出しました。

01 | 背景
耕作放棄地対策を目的に
はじまりは2008年。山本倶楽部は、瀬戸内の温暖な気候を活用できるオリーブ栽培に着目。市民、行政と連携し、深刻化している耕作放棄地対策のためプロジェクトをスタートしました。

02 | 課題
本来の価値が浸透していない
2020年に依頼を受け、リブランディング開始。現地調査により、丁寧なものづくりや上質な商品が世界的に評価されている一方、その価値が現地メンバー間に浸透していないという課題を抽出。

03 | 解決
自分で価値を語れるように
一人ひとりが自分の口で価値を語れることを目指し、「本物」というキーワード、「モダン瀬戸内」というコンセプトを設定。ロゴやパッケージからECサイト、ショップまで一新しました。

04 | 成果
EC売上、会員数大幅UP
リブランディング前後1ヶ月比でEC売上143%UP、会員数191%UPを達成。2023年には過去最高の収穫量を記録。年間収穫量や販売目標、収穫効率・生産効率アップ、販路・事業拡大という中長期的な事業計画まで共有し、ブランドの成長を全面的にコンサルティングしています。

〔活動内容〕
・ブランドコンセプト開発
・商品コンセプト開発
・開発会議ファシリテーション
・ネーミング
・ロゴデザイン
・VI設計
・パッケージデザイン
・キービジュアル制作
・タグライン、ステートメント制作
・ブランドサイト・ECサイトデザイン
・リーフレットデザイン
・カタログデザイン
・ショップツールデザイン
・撮影ディレクション
・SNSディレクション
〔活動期間〕
約12ヶ月（ブランドコンセプト開発から発売まで）
＊プロジェクトは現在も継続中
〔メンバー〕
アートディレクター／デザイナー／コピーライター／プロジェクトマネージャー／プロデューサー

ブランディング デザインの課題を解決したい方は、お気軽にご相談ください。

ブランディング デザインの作品事例は＜こちら＞から。
HPに掲載していない作品事例は＜こちら＞よりダウンロードいただけます。